☆民族によって腸に違いが!?☆
皆様こんにちは(^.^)
東京・東麻布の腸もみエステ Leapl(リープル)です!
突然ですが、牛乳を飲んだらお腹がゴロゴロしてしまった経験はありますか?
経験がない方でも、一度はそのような体験談を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この現象、欧米人に比べて日本人に多くみられると言われています。
その理由は民族による腸内環境の違いにあります!
では、なぜ違いがあるのでしょうか?
肉食動物は腸が短く、草食動物は腸が長いのと同様に
肉食文化の欧米人は腸が短く、穀類・野菜中心の食生活を続けてきた
日本人の腸は長くなっています。
なぜなら、穀類や野菜には食物繊維が多いため、
腸でゆっくり消化する必要があるからです。
一方、肉類は腸内で長くとどまっていると腐敗してしまうため、
早く排泄する必要があります。
そのため、欧米人の腸は短くなったと考えられています。
ということは!
腸の長い日本人が体の許容量を超えて肉類を摂ってしまうと
腸内の滞留時間が長くなってしまうため、腐敗が進んだ結果
腸内環境が悪化してしまうのです。
また、米食が中心の日本人はアミラーゼと言われる「デンプン分解酵素」の
活性が高いのに対し、欧米人はラクターゼと言われる「乳糖分解酵素」の活性が
高くなっているので、乳製品に対応しやすい腸になっているのです。
そのため、冒頭にお話したように、多量の牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり
下痢をしてしまう日本人をちょこちょこ見かけるのは、
乳糖をうまく分解できないからなのです。
さらに、日本人特有の腸内細菌があることも分かってきているそうです。
それは海藻を消化する腸内細菌とのこと。
この腸内細菌は、他国の人からはほとんど見つかっていないそうですよ!
たしかに、日本人は海苔などの海藻を美味しいと感じますし、
お寿司屋さんで海苔巻きは定番ですよね。
しかし、欧米人は海苔を消化できず、食べても美味しいと感じにくいので
海苔を巻かないカリフォルニアロールのような独自のお寿司が
生まれたのかもしれません(^O^)
このように、同じ人間でも民族によって腸内細菌が違うので、
同じ食事を摂っても日本人の体質に合わず、
腸内環境が乱れてしまうこともあります。
近年、日本でも食生活が欧米化してますよね。
パンやお肉など、美味しいものが身の回りに溢れていますが
日本人の腸に優しい、穀類や野菜中心の食生活に
立ち返ってみるのも良いかもしれませんね!(^^)!