腸の役割とは?part2
皆さんこんにちは!
腸もみエステリープルです!(^^)!
前回のブログでは腸の役割ということで
小腸についてお話ししましたが、今日は大腸についてお話ししたいと思います^^
◇大腸◇
大腸は小腸からおなかを右側から左側でぐるっと一周して
肛門に続いています。長さでいうと約1.5mです。
大腸の中には常に500種類以上の腸内細菌が存在し、腸内環境を維持しています。
◇大腸の役割◇
・水分の吸収
大腸では、小腸で消化された食べ物の残りを発酵させて、
カスを作り水分と電解質(ナトリウム、カルシウム、カリウムなどのミネラル)を吸収します。
・便の形成
大腸の蠕動運動により水分が吸収されていくなかで、
吸収されないカスにより便を形成していきます。
◇便の形成から排便までの道のり◇
大腸に入った食べ物の残りは、まだどろどろの状態です。
盲腸から入った食べ物の残りは、大腸の蠕動運動と
水分が吸収されることで便として形作られます。
そして、S状結腸で一時保管されます。
そのあと直腸に送られ、直腸に便が溜まると重みで排便反射が起こります。
そうすると刺激が排便中枢を介して大脳に伝わり、「うんちをしたい!」と感じます。
便意が起こると、腹筋が収縮して、横隔膜が降下することで
腹圧を高めて便を押し下げます。
そうして、内肛門括約筋が自然と緩み、
自分の意志で外肛門括約筋を緩ませ体外へ排出します!
食べ物が口から入って便として排出されるまでには
24時間~48時間ほどかかります!
毎食このサイクルが起こるのが理想なので
食べた食事の回数分排便があるのが理想なのです!(^^)!
しかし、大腸の蠕動運動が弱いと便秘になったり
逆に速いと下痢になったりしてしまいます…(>_<)
また、便が溜まり過ぎていると便意を感じなくなってしまうのです…(>_<)
◇便について◇
便は何から出来てるか知っていますか?
実は、健康的な人の便の
80%は水分なのです!!
残りの20%が食べカス、生きた腸内細菌、剥がれた腸粘膜からできています!
なので水分ってすっごく大切なんです(*’▽’)!!
もちろん、腸の汚れを取ったり便のカスを作る食物繊維や
腸内細菌を増やす発酵食品、腸内細菌を育てるオリゴ糖なども大切です^^♪
仕組みを知ると毎日の食事や生活で必要なことも改めて分かりますよね^^