便秘と呼吸
皆さんこんにちは!
腸もみエステリープルです!(^^)!
最近朝晩がめっきり涼しくなってきましたね。みなさん体調を崩されたりはしていませんか?
朝晩の寒暖差があるこの時期は自律神経のバランスが乱れやすくなる時期です。
腸の筋肉も自律神経によって支配されているため、季節の変わり目は特にお腹の調子に変化が出やすくなる方が多いかもしれません。
東洋医学では秋は肺の季節ともいわれており、肺とつながりのある腸にも影響が出やすくなると言われています。
腸の不調もさまざまですが、便秘でお悩みの方も多いかと思います(>_<)
便秘の定義はさまざまですが、毎日便通があったとしても、便が硬くて量が少なく、残便感がある場合は便秘症!と掲げている本もあります。
便秘で悩んでいる方は多く、特に女性は50%以上の方が悩まされているという報告もあります。
腸内環境が変化するタイミングとしては
①0~4歳(お母さんの腸内細菌の影響。出産時に産道を通る時にお母さんの腸内細菌を浴びて出てきます。)
②20~24歳(生活習慣の影響。進学や就職など、環境や食生活が変わりやすい時期。)
③65~69歳(自律神経の影響。特に女性は閉経の影響を受けやすくホルモンバランスの変化が大きい。筋肉や運動量の影響もあります。)
などがあげられます。便秘に関しては男性より女性のほうが2倍多く悩まされています。
男性は定年辺りの年代で腸内環境が変化する方が多く、コミュニティの変化が腸内環境に及ぼす影響は大きいです。
腸の中には沢山の腸内細菌がいて、それぞれがバランスを取り合って暮らしています。
善玉菌、悪玉菌、どちらの味方にもなる日和見菌がいるのですが、55~60歳を境に悪玉菌が増えやすく、善玉菌が減りやすい腸内環境に
変わっていきます。そのため、日々のケアがとても大切になってきます(^^♪
年齢と共に便秘になりやすくなりますが、それ以外にも便秘の原因はさまざまです。
大きな理由としては
☆筋力の低下
☆骨盤のゆがみ(猫背・姿勢が悪い)
☆食品添加物の影響
☆グルテン(小麦食品)の過剰摂取
☆咀嚼回数が少ない
☆呼吸が浅い
などが挙げられます。
今日はその中でも、肺の季節の秋にピッタリ!呼吸が浅い方に向けた簡単な呼吸法をご紹介していきたいと思います!
〇完全呼吸〇
これはお腹で行う腹式呼吸と胸で行う胸式呼吸の両方を一回の呼吸で同時に行う方法です。
吸う:吐くを1:2で行っていきます。呼吸は吸うときに交感神経が優位になり、吐くときにリラックスの副交感神経が優位になります。
まず、息を吐ききります。鼻から吸います。このときにおなか→胸という順でいっぱいに息を吸い込みます。
息を止めたらお尻をキュッと締めます。そして口から息を吐きます。このとき、吸った時間の倍の時間をかけて吐きます。
リラックスしたいときや、お休み前に横になったときなど、もしよかったら試してみてください。
気持ちが落ち込んだ時も、ゆっくり呼吸することでリラックスに繋がります(*^^*)